中谷神社 「割り玉」の授与を元日から開始 素焼きの球を石にぶつけ心身清める/岡山・鏡野町
岡山県苫田郡鏡野町中谷の中谷神社は、境内の愛宕神社で祭る清めの神「瀬織津姫」にちなみ、素焼きの球を石にぶつけて心身を清める「割り玉」の授与を元日から開始する。 【写真】「割り玉」をぶつける厄割石
割り玉は直径4センチで、表面に「厄」の文字が刻まれている。中央の穴に参拝者自身の悩みや災難などを息とともに3回吹き込み、境内の厄割石めがけて投げつけることで、災厄やうっ憤を取り除く。
人々の罪やけがれを払い、厄よけや浄化、開運といった瀬織津姫の御利益を求め、県内外から足を運ぶファンらのための新たな試みとして考えた。
さらに同日から、白色のレース生地を使った新バージョンのお守りを15日まで限定授与しているほか、嫁入り道具の「長持」を使ったストラップも。
岡本正英宮司(65)は「新しい年を迎えるとともに、災厄やうっ憤をはらい、身も心も清らかにしてもらいたい」と話している。
割玉は社務所で通年授与し、初穂料500円。レース守りは1200円、ストラップは1000円。
問い合わせは、岡本宮司(TEL:090-8249-3308)。
津山朝日新聞社