F1=フェルスタッペンが総合4連覇を達成、ラスベガスGP
[24日 ロイター] - 自動車レースF1の今季第22戦、ラスベガス・グランプリ(GP)は23日、ラスベガスで決勝を行い、レッドブルのマックス・フェルスタッペン(27、オランダ)の個人総合4連覇が決まった。総合優勝4回は史上6人目。 今GPで5位入賞を果たしたフェルスタッペンは、ドライバーズランキングで403ポイントに伸ばし、今季2レースを残して2位のランド・ノリス(英国、マクラーレン)に63ポイント差で総合優勝が確定した。 初優勝からの4連覇は、2010年から13年に優勝したセバスチャン・フェテル(ドイツ、レッドブル)以来2人目。来季は総合5連覇を目指すことになるが、これまでに同記録を達成したのは00年から04年に優勝したミヒャエル・シューマッハー(ドイツ)ただ1人となっている。 フェルスタッペンは22年5月からドライバーズランキングで首位に君臨しており、今月にはシューマッハーの最長記録(896日)を塗り替えていた。少なくとも、25年シーズンが開幕する来年3月16日までその座を守ることになる。 F1のステファノ・ドメニカリ最高経営責任者(CEO)は「F1で真の偉人であり、その素晴らしいキャリアの中で今後もさらに多くのことを期待している」とフェルスタッペンをたたえた。 なお、ラスベガスGPではジョージ・ラッセルが優勝、ルイス・ハミルトン(ともに英国)が2位とメルセデス勢のワンツーフィニッシュ。RBの角田裕毅は9位入賞を果たした。