横浜DeNA、26年ぶり日本一 4勝2敗でソフトバンク下す、三浦監督は喜びの涙
プロ野球のSMBC日本シリーズ2024は3日、横浜スタジアム(横浜市中区)で第6戦を行い、セ・リーグ3位からクライマックスシリーズ(CS)を勝ち上がった横浜DeNAベイスターズは、パ・リーグ王者の福岡ソフトバンクホークスに11─2で大勝した。対戦成績を通算4勝2敗とし、1998年以来3度目のシリーズ制覇を成し遂げた。 【もっと写真で見る】筒香が、桑原が、大貫が、そしてベンチが… 日本一を決めた第6戦で躍動した選手たち 日本一は、大洋時代の60年、横浜ベイスターズの98年以来3度目。リーグ3位から同シリーズを制したのは2010年の千葉ロッテマリーンズ以来2度目となる。 二回に先頭の筒香嘉智外野手が先制のソロを放つと、桑原将志外野手の2点適時打で勢いづいた。五回は3本のタイムリーや押し出し四球など打者一巡の猛攻で一挙7得点のビッグイニングとなった。 先発した大貫晋一投手は一発を浴びるも4回2失点と粘りの投球。その後は救援陣が無失点でつないだ。 日本シリーズでは本拠地・横浜スタジアムで2連敗も敵地で息を吹き返した。エース東克樹、アンソニー・ケイ、アンドレ・ジャクソンの先発陣が好投したほか、タイラー・オースティン内野手や牧秀悟内野手にも一発が出るなど、3連勝で本拠地に戻ってきた。 26年ぶりの日本一を成し遂げ、三浦大輔監督(50)は「98年に優勝し(以降は)なかなか勝てず、もう一度という気持ちでやってきた。監督として優勝できてうれしい」と涙を流し、満員のファンと喜び合った。
神奈川新聞社