日本人モデルも活躍中! 歴代スーパーモデルたちの「最強ウォーキング」を解剖
カーリー・クロス:しなやかな肉食獣
“パンサー(ヒョウ)”や“プレデター(肉食獣)”とも称されるカーリーの歩き方は、自信と威厳を感じさせることで知られている。 出身のミズーリ州セントルイスで開催されたチャリティファッションショーでスカウトされたことをきっかけに、ランウェイモデルへの道を切り拓いたカーリー。本格的に活動をスタートさせた「カルバン・クライン」からスターダムにのしあがり、世界的なトップスターへと成長を遂げた。ファッションウィークデビューとなった2008年には、合計で64のショーに出演している。 写真:「スキャパレリ」2024年春夏コレクション
また、彼女は他の事業でも注目を浴びている。若い女性にSTEM教育の機会を提供するNPO団体「コード・ウィズ・クロッシー(Kode With Klossy)」の運営や、リアリティ番組『プロジェクト・ランウェイ』の司会者など、あらゆる方面でのチャレンジを続けているのだ。 身長188センチメートルのカーリーは、ヒールを履いた状態で大きく腕を動かし、腰を使って気取った歩き方をすることで、人々の視線を釘付けにする。ボウ氏は彼女のウォーキングについて、「カーリーはヒョウのようにランウェイを闊歩しますが、それ以上にアイコニックなのは、彼女の力強い視線と体をくねらせる動きです」と説明する。 写真:「オフ-ホワイト」2019-20年秋冬コレクション
美佳(ミカ・シュナイダー):ロイヤル顔負けの風格
マスターズ氏によると、美佳は「美しく繊細な容貌と優雅な存在感で、キャットウォークを滑らかに歩きます」とのこと。 また、「彼女はラグジュアリーな歩き方が特徴で、一流ブランドからのオファーが絶えません」と補足。写真の「フェンディ」のショーでも、そのウォーキングの美しさは一目瞭然。 写真:「フェンディ」2023年春夏コレクション
最近では、「ルイ・ヴィトン」や「トーテム」、「スキャパレリ」、「ディオール」、「アライア」などのショーに登場し、ますます活躍の場を広げている。 写真:「ルイ・ヴィトン」2024-25年秋冬コレクション