越後三山只見国定公園の魅力を伝える奥会津ビジターセンター

　福島県が柳津町の道の駅会津柳津に整備を進めていた「越後三山只見国定公園　奥会津ビジターセンター」は６日、開所した。 　福島、新潟両県にまたがる同国定公園の魅力を発信する拠点施設となる。ブナ林などの豊かな自然環境を紹介する写真パネル、ニホンノウサギ、ニホンイタチなど公園内に生息する動物の剥製などを展示している。奥会津の絶景スポットをＰＲするコーナー、ＪＲ只見線の運転席からの眺めを映像で体験できるコーナーもある。 　初日はオープニングセレモニーを行い、鈴木正晃副知事が「施設を最大限に活用し、地域の魅力を磨き上げ、交流人口拡大を目指す」とあいさつした。環境省自然環境局の西村学国立公園課長、奥会津五町村活性化協議会長の押部源二郎金山町長が祝辞を述べた。テープカットに続き関係者が施設を内覧した。 　入館無料。月曜休館（祝日の場合は開館し、翌日休館）。