懐かしのアキュラ「RSX」、20年ぶりにBEVパフォーマンスSUVとして復活へ!
ホンダが海外で展開するプレミアムブランド「アキュラ」は、かつて自社が販売していたスポーツクーペ「RSX」のネーミングを復活させることを発表、プロトタイプの画像を初公開した。 RSXがBEVのSUVとして帰ってくる! 【他の写真を見る】プレミアムBEVのSUVでRSXネーミングが復活! RSXはホンダが2001年から2006年まで製造・販売した2ドアクーペで、実質的には4代目「インテグラ」の北米仕様車となっている。 ホンダはここ数年で、「インテグラ」と「ZDX」という2つのクラシックネームプレートを復活させた。インテグラはスポーティなハッチバックとして復活し、ZDXはブランド初の電動SUVとなった。そして今、同社はもう1つのアイコンである「RSX」を復活させる計画を立てている。しかし、それはかつて親しまれたスポーティな2ドアクーペではない。 新型RSXはクロスオーバーSUVボディとして復活、アキュラとして、まったく新しい専用EVプラットフォームを採用した初のモデルとなる。ゼネラルモーターズから基盤を借りているアキュラZDXとは異なり、RSXはホンダが新たに開発した自社製EVアーキテクチャを採用しており、同社の電動化計画にとって大きな前進となる。 CES 2025で披露されたホンダの新EVプラットフォームは、来年量産モデルに進化するホンダ0シリーズセダンと、SUVのプロトタイプの基盤となっている。 アキュラの全国販売担当副社長マイク・ランゲル氏は「このネームプレートは、クーペのようなシルエットのアキュラRSXに敬意を表しています」と語り、「これは本当に運転が楽しいパフォーマンスへの前向きなアプローチを表しています。」と表現している。 それ以上の詳細はほとんどないが、アキュラは、新しいRSXが「パフォーマンス」SUVになることを明言していることから、高い動力性能を持っていることは間違いない。ホンダ0シリーズのすべてのモデルは、少なくとも300マイルの航続距離があり、400ボルトのアーキテクチャにより、わずか15分で80%まで充電できる。 公開されたプロトタイプは、昨年モントレーでデビューしたパフォーマンスEVコンセプトを彷彿させ、ブランドの新しいデザイン言語がそのまま残ったクーペのようなプロファイルが見てとれる。RSXの内部には、今年のCESでデビューしたホンダの新しい「Asimoオペレーティングシステム」が導入され、レベル3の自動運転が約束されている。 新しいアキュラRSXの発売は2026年に予定されており、発売が近づくにつれて詳細が明らかになるだろう。
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