薬局荒らし福井県内で相次ぐ 4店舗が被害、同一犯の可能性も
10月22日から23日にかけて、福井県内の薬局を狙った店舗荒らしが相次いだことが30日までに、県警への取材で分かった。現金のほか、薬剤も盗まれており、県警は厳重な保管を呼びかけるとともに、建造物侵入、窃盗事件として捜査している。 県警によると、22日の夜間に丹南地域で2店、23日に福井市内で2店と2日連続で発生した。閉店後の夜間、店舗のガラスを工具で破壊するなどして侵入する手口で、調剤室内の引き出しに保管されていた現金や薬剤が盗まれた。同一犯の可能性もあるとみて調べている。 県警は県薬剤師会を通じて県内の薬局にチラシを配布して注意を促した。対策として▽店舗出入り口の施錠徹底▽薬剤保管庫の施錠徹底▽店舗で現金を保管しない▽防犯カメラの設置―などを呼びかけている。
福井新聞社