横浜流星の『正体』は「武士」…藤井監督「仕事にストイック」 映画『正体』完成披露舞台あいさつ
俳優横浜流星(28)が5日、東京都内で主演映画「正体」(藤井道人監督、29日公開)の完成披露舞台あいさつに共演した吉岡里帆(31)、森本慎太郎(27)、山田杏奈(23)、山田孝之(41)、藤井監督(38)らと登壇、自身の”正体”について信念を語った。 染井為人さんの同名小説を映画化。一家殺人事件の容疑者として逮捕され、死刑判決を受けた鏑木慶一(横浜)の逃走劇を描いたサスペンスエンターテインメント。作品の中で横浜は5つの顔で日本を縦断する。 グレーのジャケットに黒いタートルネックのシックな装いで登場した横浜は「自分の中でも一つの集大成となった作品が4年の月日を経て完成し本日お届けできることをうれしく思います」と感慨深げにあいさつした。 作品タイトルにちなみ、キャストらは横浜の”正体”についてフリップトーク。10代のころから本人と付き合いのある藤井監督は「武士」と表現し「侍のような魂。ちょっとはサボりなさいよって思うくらい、仕事にストイック」と真面目すぎる面を挙げた。 横浜は自身のあまり明かしていない部分について「なし」とし、「自分から自分のことをあまり伝えたくない。役者という仕事はミステリアスでいることがいいなと思うし、自分の人柄を知られて作品に影響するのも嫌なので教えません」ときっぱり。監督が言った通りのストイックな顔を見せた。
中日スポーツ