「なぜ爆弾魔はカラフルな電線を使うか」がわかった ミニ電車の運行用試作機器を製作…完成後に気づいた失敗とは
ドラマや映画のワンシーンで見る、時限爆弾装置。爆発を阻止する際、赤と青のコードどちらを切るか選択を迫られることが多いですが、爆弾魔はなぜコードを色分けしているのでしょうか。その理由がわかったという投稿が、X(ツイッター)で話題になっています。投稿者の理工科大お嬢様部 はるか(@FoXide531)さんに詳しいお話を伺いました。 【写真】「なぜ爆弾魔はカラフルな電線を使うか」 自分で組んだ電気回路に衝撃 実際の投稿 ◇ ◇ ◇
自分で装置を作って気づいた失敗
「ある装置を作っていたところ、『なぜ爆弾魔はカラフルな電線を使うか』がわかりましたわ! A. 普通に自分でもよくわからなくなるから」 そんなコメントとともに投稿された1枚の写真。そこには機械につながれ、複雑に絡むたくさんのグレーのコードが写っています。 装置は無事に完成したようですが、投稿者さんはある失敗に気づきます。それは、コードを1色にしてしまったこと。 電気回路はしっかり組まれているものの、この状態では、どこにどのコードがつながっているのか確認するのに時間がかかりそうです。何か不具合があったときに、はずさなくていいコードをはずしてしまう可能性もあるでしょう。 ユーモアあふれる気づきを綴った投稿は反響を呼び、なんと12万件もの“いいね”が集まりました。リプライ(返信)には、「そういう理由だったのか」「なんならパソコンの電源ケーブルもパソコン別に色分けしたい 机の下のタップに刺さったケーブル抜くのドッキドキなんや」「作っているうちに『あれ? これ抜いていいやつだっけ……抜いちゃえ!』ってやっちゃうから、結果的にカラフル電線爆弾魔しか生き残らないんですね」などの声が寄せられています。
完成したものの…コードのチェックが難儀に
話題の投稿をしたのは、静岡県でミニ電車の製作・運行を行っている、はるかさん。電車は人が乗れるほどの大きさで、どうぶつ乗務員がいるなど、「(自称)日本一かわいい電車」として運行しています。 そんなはるかさんはある日、ミニ電車の動作確認のために試作機器を製作。今回のように、複雑な回路を含む装置を1色のコードで製作したのは初めてだったそう。費用は抑えられたものの、完成した装置を見て後悔をにじませました。 「組んでいる最中は夢中になっていて問題なかったのですが、完成したものを改めて見ると、目が滑ってしまいコードを目で追えなくなってしまったわ。そのせいで、チェックにとても時間がかかってしまい、大変難儀してしまったの。お安くは済みましたが、普通に色違いのコードを用意したほうが良かったですわね……」