リヴァプール指揮官就任のスロット監督「プレミアリーグで監督になるチャンスを無視することは難しい」
リヴァプールの新監督に就任することが決まったアルネ・スロット監督は、世界最大のクラブからのオファーを「無視することは難しかった 」と語った。 リヴァプールでは、今年の1月にユルゲン・クロップ前監督が今季限りで退任することを表明。長きに渡ってチームを率いた指揮官の退任により、後任が誰になるのかが注目されていた。そんな中、さまざまな報道通り45歳のスロット監督就任が決定した。 スロット監督は、現役生活を送ったズヴォレの下部組織で指導者キャリアをスタートさせ、カンブールやAZでアシスタントコーチや監督を務め、2021年7月からフェイエノールトを指揮。エールディビジでは、これまで2度にわたって年間最優秀監督に輝いている。 リヴァプールと3年契約で指揮官就任が決まったスロット監督は、労働許可証の取得を経て、6月1日から正式に同クラブでの仕事をスタートする。 一方、2021年から率いたフェイエノールトの公式サイトで、同クラブ退団にあたっての思いを綴った。 「多くの素晴らしい瞬間を経験し、多くの素晴らしい人たちとともに成功を収めたクラブで、自分の扉を閉じるというのは確かに簡単な決断ではなかった。しかし、スポーツマンとして、世界有数のビッグクラブであるプレミアリーグで監督になるチャンスを無視することは難しいんだ」