【NBA】サンダーが4人合わせて92得点の活躍でロケッツに逆転勝利 優勝を懸けバックスとの決勝へ挑む
日本時間12月15日(日)、オクラホマシティ・サンダーとヒューストン・ロケッツによるエミレーツNBAカップ準決勝がT-モバイル・アリーナ(ネバダ州ラスベガス)で行われ、サンダーがロケッツに111-96で勝利した。 【動画あり】シェイ・ギルジャス・アレクサンダーが後半だけで20得点!チームをNBAカップ決勝へ導く! シェイ・ギルジャス・アレクサンダーが37分37秒のプレイで、3ポイントショット6本中2本成功を含むフィールドゴール21本中8本成功(成功率38.1%)とやや低調も、フリースロー試投15本中14本成功の32得点、さらに8リバウンド、6アシスト、5スティール、1ブロックとチームを勝利へと導く活躍を見せた。出場時のチームの得失点差を示すプラスマイナスはこの試合最多タイの+16だった。 サンダーはウェスタン・カンファレンスのトップシードとしてNBAカップ準決勝に進出。グループステージを3勝1敗で突破し、11日にはダラス・マーベリックスを118-104で下してラスベガス行きを決めていた。 一方、ロケッツもグループステージを3勝1敗で突破し、ウェスタン・カンファレンスの第2シードを獲得。12日には、ゴールデンステイト・ウォリアーズに91-90と劇的な勝利を収め、ラスベガスへの切符を手にしていた。 試合は前半、ロケッツにリードを奪われる展開も、両チームともにフィールドゴール成功率が30%台とシュートタッチに苦しみ、41-42とサンダー1点ビハインドで折り返す。 後半に入ると、サンダーのオフェンスが爆発。サンダー6点ビハインドの状況からルーゲンツ・ドート、シェイなどの3Pショットを含む11連続得点で一気に逆転に成功する。その勢いは第4Qも止まらず、最大16点のリードを奪い、逆転勝利でNBAカップ決勝進出を果たした。 サンダーはジェイレン・ウィリアムズが3Pショット2本成功を含む20得点、5リバウンド、5アシスト、アイザイア・ハーテンシュタインが21得点、8リバウンド、ルーゲンツ・ドートが3Pショット5本成功を含む19得点、9リバウンド、3スティールをマークした。 一方、ロケッツはベンチから出場のアメン・トンプソンがチーム最多の19得点、7リバウンドをマーク。そのほか、ジャバリ・スミスJr.とディロン・ブルックスが14得点、アルペレン・シェングンが13得点、ジェイレン・グリーンとタリ・イーソンが12得点と、6選手が二桁得点を記録するも、トンプソンを除く5選手がフィールドゴール成功率40%にも満たなかった。 次戦、サンダーは日本時間12月18日(水)の午前10時30分からラスベガスでミルウォーキー・バックスとNBAカップ決勝で対戦する。
佐藤瑞紀 Mizuki Sato