熱戦舞台着々と 大相撲高岡場所、7日開催
7日に行われる大相撲高岡場所(富山新聞社・北國新聞社主催)を前に、会場の高岡市竹平記念体育館で5日、会場設営が始まった。土俵に使う俵作りが進められ、熱戦を迎える準備を整えた。 体育館の外では、呼び出し3人がわらで編まれた長さ21寸(約63センチ)の円筒に土俵と同じ土を詰めて縄で縛り、計24本を仕上げた。呼び出しの悟さん(47)=放駒部屋=は「ファンに良い稽古や取り組みを見てもらうためにも、しっかり完成させたい」と話した。 6日はメインアリーナに土を運び、土俵づくりを行う。7日の高岡場所では新大関大の里(石川県津幡町出身)や横綱照ノ富士らが参加を予定し、取組のほか、公開稽古や禁じ手を面白おかしく紹介する初切(しょっきり)、相撲甚句、横綱綱締め実演などが繰り広げられる。午前9時に開場して公開稽古が始まる。 ●シャトルバス運行 高岡場所の開催実行委員会は会場周辺の混雑緩和のため、竹平記念体育館とJR高岡駅、高岡スポーツコアを結ぶ直通シャトルバスを無料で運行する。発着所は高岡スポーツコアと高岡駅南口で、それぞれ竹平記念体育館に直行する。往路は午前8時~午後1時、復路は午後3~5時にバス16台が随時運行する。 チケットはタマリS席1万8千円、タマリA席1万6千円、2階いす特等席1万1千円、自由席2階6千円を販売している。ペアマスS席、ペアマスA席、1階ペアいす席、1階いす席は完売した。当日券は7日午前9時から会場で販売する。