民生委員が153人の個人情報記載の台帳紛失 鹿島市、被害報告なし
鹿島市は、民生委員の70代女性が153人分の個人情報が掲載された民生台帳を紛失する事案が発生したと発表した。台帳は自宅に保管していて外に持ち出すことはなかったという。現時点で情報流出の被害の報告はなく、市は第三者への流出の可能性は低いとみている。市は対象者に謝罪するとともに、民生委員の活動をしている84人に台帳の適正な管理の徹底を促した。 市福祉課によると、2月末に70代女性の民生委員から地区民児協会の会長に台帳がないと相談があり、市の担当者らと一緒に女性の自宅を探したが見つからなかったという。台帳はA4サイズで、57世帯153人分の住所、氏名、性別、生年月日などが掲載されていた。