ヒロイン・スズ子の前に立ちふさがる村山トミ役を演じる小雪(C)NHK

大スター・笠置シヅ子をモデルとするヒロイン・福来スズ子こと花田鈴子（趣里）の人生を描く連続テレビ小説『ブギウギ』（ＮＨＫ朝ドラ）。「村山興業」の女社長である村山トミ役を演じる小雪が、自身の役柄について語った。 【写真】トミ（小雪）と向かい合う愛助（水上恒司） 今回小雪が演じるトミは、関西一の興業会社「村山興業」を女手一つで成長させた女社長という役柄。スズ子と惹かれあう学生・愛助の母親として２人の交際に強く反対する立場でもあり、次週予告で登場した際には、スズ子に対する「歌手があんたを支えることはできまへん」というセリフで視聴者にインパクトを与えた。 自身の役どころについて、小雪は「大阪ことばが難しいので、プレッシャーを感じました。わたしが演じるトミは、 日本を代表する興行会社の社長ということで、信念をもって強くいなければいけないという思いからすごみのあるセリフが多く、気が抜けないのでとても大変です」とコメント。 撮影現場での雰囲気を「いつも和やかで明るく、大阪の朝ドラの元気さというのがすごく伝わる現場だと思います」と振りかえった小雪。また、ヒロインを演じる趣里の印象について「趣里さんは、本当にまっすぐな方です。独自の考えも持っているし、スポンジのようにその場の空気をまとって演じることができる方ですね」と語った。 さらに「もともとバレエもやっていて、歌も歌えるし英語もできるし、鬼に金棒です！ そんな趣里さんには『お仕事ばっかりしていると消耗するから、自分の人生も生きるのよ』ということをアドバイスさせていただきました」と撮影時のエピソードを明かした。 『ブギウギ』の放送はＮＨＫ総合で朝８時から、ＢＳプレミアム・ＢＳ４Ｋでは朝７時半からスタート。