不安定な大気の状態続く 沖縄地方、17日まで雨の降り方に注意 台風は夕方に熱帯低気圧へ(16日午前10時)
沖縄本島地方では、17日にかけて台風周辺の湿った空気や気圧の谷の影響で大気の状態が非常に不安定となっており、雨雲の発達次第では警報級の大雨となる恐れがある。名護市では16日午前8時までに降った24時間雨量が86ミリを観測、国頭村でも30ミリを記録した。沖縄気象台は16日午前6時から翌17日午前6時までに予想される24時間雨量について、豪雨災害があった北部を含め多いところで80ミリを予測する。気象台は17日にかけて土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意するよう呼び掛けている。 一方、台風25号は16日午前9時現在、台湾の南にあり、1時間に10キロの速さで北に進んでいる。暴風域を伴わず、夕方ごろには熱帯低気圧に変わる見通し。 中心気圧は1000ヘクトパスカルで、中心付近の最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートルとなっている。
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