巨人・坂本勇人、お立ち台で菅野智之の感謝に謙遜「いつも全然打たないので、たまには頑張って打ちます」
(セ・リーグ、巨人3-2中日、6回戦、3勝3敗、25日、東京D) 巨人・坂本勇人内野手(35)が0-2の六回に逆転の3号3ランで決勝点をもたらした。坂本は今季初めて本拠地のお立ち台に上がり、「ここで1本打ちたいなという気持ちだった。投手陣も頑張ってくれてるんですけど、点が全然入らなかったので、チームにとっても僕にとっても本当に大きな1本だった」と振り返った。 六回で降板した菅野の負けを消すだけでなく、3勝目をプレゼント。ともにお立ち台に上がった1学年下の右腕から「ありがとうございます」と帽子を取って頭を下げられると、「いつも全然打たないんで、たまには頑張って打ちます」と謙虚に返してファンを沸かせた。 試合後の囲み取材では「打った瞬間行くかなと思いましたね」と振り返った。チームは前戦まで9試合連続で2得点以下。それでもその期間は2勝4敗3分けと、投手陣の好投によって奮闘していただけに「個人的にも全然打てなかったですし、チームとしてもなかなか点が取れなかったので、野手みんなでなんとか頑張ろうと言っていた。結果としては大量点は取れていないけど、投手陣の頑張りでチームとしてはいい位置にいれている。なんとか打者陣で勝てる試合を増やしたい」と巻き返しを誓った。