服装の乱れを注意するため…県立高校の60代教諭が『体罰』バインダーと平手で生徒の頭を複数回叩く 富山
富山テレビ放送
今年6月、県西部の県立高校で60代の男性教諭が生徒の頭をバインダーで複数回叩くなどの体罰を加えていたことがわかりました。 今年度、県内の公立学校での体罰や不適切な指導による職員の懲戒処分は5件にのぼっています。 県は18日、今年4月以降に実施した職員の懲戒処分を公表しました。 それによりますと、今年6月、県西部の県立高校で63歳の男性教諭が服装の乱れを注意するためとして男子生徒に対し、頭頂部をバインダーと平手で複数回叩くといった体罰を加えていたということです。 男子生徒は頭が腫れるなどのケガしたということで、県教育委員会はこの男性教諭を2カ月の減給処分、校長を厳重書面訓告の処分としました。 今年4月以降、県内の公立学校での体罰や不適切な指導による職員への懲戒処分は5件に上っていて、県教育委員会は「研修を通じ、不祥事が起こらないよう徹底していきたい」としています。 なお県は、今年4月以降、4人を懲戒処分としています。
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