秋の全国火災予防運動を前に盛岡市役所で消防総合訓練 火災発生時の避難と逃げ遅れ救助を想定
TVIテレビ岩手
11月9日からの「秋の全国火災予防運動」を前に盛岡市役所で7日、消防総合訓練が行われました。 「火事だー!」 訓練は、火災が起きやすいこの時期、盛岡市と盛岡中央消防署が合同で行っています。今回は盛岡市役所本庁舎の5階にある給湯室から火が出たという想定です。 初期消火の手順を確認して避難を呼びかけたあと、530人の職員が口をハンカチで覆うなどして避難しました。また、ハシゴ車も出動し、逃げ遅れた人を消防が助け出すという想定の訓練も行いました。 盛岡市 鈴木丈司管財課長 「市の職員のほかにもたくさんの来庁者がいらっしゃいますので、火災が発生した際には安全かつ円滑に避難誘導できるように今後も継続して消防訓練を実施していきたい」 訓練終了後、消防は折りたたんだ消火ホースを格納場所から放水口までしっかり伸ばし、水が届くようにすること、また、7日朝は寒くて上着の袖口を握っていた人が多かったため、パニックになりやすい有事こそ階段の手すりをしっかり握って避難することを指摘していました。