「伝統の一戦で阪神相手に全力勝負」元ドラ1位馬場皐輔が阪神→巨人へ現役ドラフト 鈴木博志は中日→オリックス 漆原大晟がオリ→阪神
プロ野球の「現役ドラフト」結果が判明しました。12人のプロ野球選手が、新たなチームから再出発を図ります。 パ・リーグの覇者オリックスから、セ・リーグの覇者阪神タイガースに移籍するのは、漆原大晟投手です。新潟明訓高、新潟医療福祉大を経て2018年育成選手ドラフト1位で入団した投手です。 いっぽう、その阪神タイガースを離れるのが、2017年ドラフト1位の馬場皐輔投手。新天地は、読売ジャイアンツに決まりました。 同じ2017年ドラフト1位で中日に入団した鈴木博志投手もチームを離れます。投手陣が豊富なオリックス・バファローズで新たな挑戦を行います。 2016年ドラフト1位でロッテに入団した佐々木千隼投手も、新天地は横浜DeNAベイスターズになりました。 ほかにも出場機会を求めて、以下の選手が現役ドラフトの対象となりました。全部で投手が9人、野手が3人で、2巡目はありませんでした。 東北楽天から 広島東洋カープへ 内間拓馬投手 読売ジャイアンツから 東京ヤクルトスワローズへ 北村拓己内野手 東京ヤクルトから 中日ドラゴンズへ 梅野雄吾投手 埼玉西武から 千葉ロッテマリーンズへ 愛斗外野手 北海道日本ハムから 福岡ソフトバンクホークスへ 長谷川威展投手 横浜DeNAから 東北楽天ゴールデンイーグルスへ 櫻井周斗投手 広島東洋から 埼玉西武ライオンズへ 中村祐太投手 福岡ソフトバンクから 北海道日本ハムファイターズへ 水谷瞬外野手
「伝統の一戦で タイガース相手に全力で勝負」
馬場投手は、阪神タイガースを通じてコメントを発表しました。 「現役ドラフトで読売ジャイアンツに移籍することになり、自分にとっても凄くチャンスだと思うので、今は気持ちを切り替えて、しっかり新天地のジャイアンツでチームに貢献していきたいという思いです。ドラフト1位で入団させていただいて、6年間、これまで阪神タイガースに育てていただき本当に感謝しています。今度はジャイアンツの一員として、伝統の一戦でタイガース相手に全力で勝負する姿をファンのみなさんに見せることができるように、頑張っていきます。これまで応援していただき、本当にありがとうございました。」 漆原投手もオリックスを通じてコメントを発表しました。 「育成ドラフトで指名していただき、在籍した5年間で色々なことを学び、成長させてもらったオリックスには感謝の気持ちしかありません。良いときも悪いときも、ファンのみなさんには温かい応援で支えていただきました。本当にありがとうございました。指名していただいた阪神タイガースで活躍することが恩返しにも繋がると思いますので、1試合でも多くチームの勝利に貢献できるようにがんばります。」