「ひと味ちがう…かも?」福島市土湯温泉の新名物は“温泉熱を活用した温泉納豆”福島県
FCT福島中央テレビ
エビの養殖や地熱発電など温泉地としてユニークな取り組みを続ける土湯温泉。その温泉地に新たな名物が誕生しました。 「雨の日割使いたいんですけど」雨だからお得なサービス 福島 福島市の西部にある土湯温泉。湧き出る温泉を目当てに、毎年多くの観光客が訪れます。 その土湯温泉は温泉街としてはちょっと変わった取り組みをしています。地熱発電所があったり! エビの養殖をしていたりと温泉以外の魅力も多くあります。 その名物に6月、新たな仲間が加わりました。 ■土湯温泉観光協会 加藤舞さん 「福島市民の大好きな納豆を我々が作ろうということで土湯温泉で納豆をつくり始めることになりました」 それは、納豆です!総務省の家計調査で2023年まで4年連続で納豆の支出額が日本一だった福島市。 この納豆好きの特色を生かそうと「おららの温泉納豆ラボ」では納豆の製造を始めたんです。 でも、なぜここで?その答えは温泉にありました。 ■加藤さん 「こちらが温泉熱を使った納豆の発酵室になります」 工場では大豆を発酵させるために温泉の熱を活用していました。納豆は職人がすべて手作り。大豆には比較的大粒な県産のタチナガハを使い、タレは地元企業とコラボした「みそだれ」が使われています。 気になる味は…? ■平瀬記者 「ひとつひとつの粒が凄く柔らかいです。納豆特有の臭みもあまりなく食べやすいです」 お客さんの反応も良く売れ行きは順調です。 ■お客さん 「食べたら美味しかったよと言って、リピーターとなって買いに来たりしていて、土湯温泉を知って、福島を訪れるきっかけになってもらえれば一番うれしい」 おららの温泉納豆は、道の駅つちゆなど福島市内の2か所で販売されています。 今後は旅館やレストランとの提携や通信販売も予定し納豆を使った料理でさらに街を盛り上げていきます。。