北海道第2の都市の顔になるか 「イオンモール旭川駅前」3月27日オープン
【北海道・旭川】約35万人の人口を抱える北海道第2の都市・旭川。旭山動物園を中心に観光スポットも多く、年間500万人を超える観光客が訪れる中核市でもあります。JR旭川駅の目の前にある「駅前広場」、そしてそこから延びる「平和通買物公園」は、旭川の玄関口でもあり顔でもあり、多くのイベントが開催されています。3月27日、その抜群の立地にオープンするのが「イオンモール旭川駅前」です。 【写真】2015年 イオンは地方創生のカギとなるか?
外国人観光客にも期待
イオンモール株式会社(本社・千葉県千葉市)と、イオン北海道(本社・北海道札幌市)が経営を担うこのモールには、地上11階建ての1階から4階までの間におよそ130店舗の専門店が集います。ちなみに半数にあたる63店舗が旭川市内に初出店、そのうち17店舗は北海道初出店となります。 イオンモール株式会社の広報部は「北海道第2の都市ということで、まず街の人口が多いというのは大きな魅力です。そして、北海道という土地柄、札幌と共に国内のお客さんだけではなくインバウンド商圏としても期待しています」と旭川への期待を語ります。 実際、旭川市のホームページによると、2014年度上期の外国人宿泊延数は4万6539泊(前年同期比157%)で過去最高を記録。外国人からも注目されている街といえます。 注目の北海道初出店は、昭和38年創業・彦根発祥の近江ちゃんぽん専門店「ちゃんぽん亭総本家」(1Fフードコート)や本場仙台の牛たんを堪能できる「五穀/仙台牛たん福助」(4Fレストラン街)、大人な女性向けのファッションブランド「アングレーム」(2Fレディスファッション)、シンプルながら個性的な雑貨をそろえる「パリスジュリエット」、斬新なインテリアを取り入れたお洒落な空間に季節を彩るアクセサリーを展開する「アマトーネアクセソリーオ」など17店舗です。当然ながら、北海道の地元の店舗も多数出展します。 テナントについては「旭川という場所の特徴・魅力をテナント候補のお店にお伝えして、最終的にラインアップが決まりました。全国初出店のお店も5店舗ありますし、相思相愛のお店ばかりですので食もショッピングも楽しんでいただければありがたいです」(イオンモール株式会社・広報部)とのこと。 その他、1Fインフォメーションでは、店内案内のみならず旭川総合観光情報センター(あさテラス)との連動で、駅周辺や地域の観光スポットや電車・バスの発着情報などを案内するサービスも。 注目される観光都市・中核市としての旭川に合わせて計画された「イオンモール旭川駅前」(北海道旭川市宮下通7丁目2-5)のオープンは、3月27日(金)午前9時です。 (ライター・橋場了吾)