阪神・前川が今季2度目の猛打賞 ダメ押し3点目のタイムリー「打てて良かった」
◇交流戦 阪神3-0西武(2024年6月9日 甲子園) ダメ押しの3点目は、阪神・前川のバットが生んだ。7回、中野の2点三塁打で先制した直後の2死三塁。渡辺の外角低めスプリットを右前に打ち返し、「2打席目も(3回2死二塁の)得点圏で打てていなかったので、4打席目は打てて良かった」と笑顔を見せた。 初回には高め直球を中前打、6回には先頭で内角のスライダーを右前打するなど、初対戦となった渡辺の異なる球種をいずれも打ち返して3安打1打点。5月31日のロッテ戦以来、今季2度目の猛打賞と躍動した。 この日5試合目となる2番で3試合連続安打をマークし、交流戦打率は森下に次ぐ.324だ。岡田監督の評価もうなぎ上りで「使うよ、そら」と2番での起用を継続すると明言。前川は「また週明け、ちゃんと切り替えて。もう一回ゼロからスタートしたい」と気を引き締めた。