飯島寛騎、今年で芸能生活10周年 北海道出身の若手俳優として「自分が第一人者に」 新年の誓い
俳優、飯島寛騎(28)が今年芸能生活10周年を迎えるにあたり東京都内でサンケイスポーツの取材に応じた。 2015年に若手俳優の登竜門「第28回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」でグランプリを受賞して芸能界入り。 りりしい着物姿で現れ「気づけば10年。早いですよね。当時はどういう状況か理解できていなくて。芸能界は自分からほど遠いと思っていたので」と懐かしみ「いろんな方と出会って、いろんな作品や表現という経験を経て、自分のやりたいことや目標ができてきた。すごく自分の人生としても楽しいですし毎年、成長させていただいているなと感じます」と充実の笑みを浮かべた。 翌16年にテレビ朝日系「仮面ライダーエグゼイド」の主演で俳優デビュー。同作が当たり役となり、以降、スター街道を爆走中だ。「節目の作品。役者として自分が今後としてやっていきたいと思えるようになったきっかけ。大きな作品を1年背負えたのは自信にもなった」とはにかんだ。 北海道出身。俳優として日本テレビ系「PRINCE OF LEGEND」やテレビ朝日系「警視庁・捜査一課長」シリーズや映画「愛唄―約束のナクヒト―」など話題作に多数出演。昨年は中国や香港でファンミーティングを行うなど活動の幅を広げてきた。 節目の年は「今まで作品としては触れてこなかったコメディーをやってみたいですね。ちょっとふざけられたりとか人間の役じゃなくてもいいので面白い作品と出会えたら」と瞳をキラキラ。 憧れに道産子の大先輩、TEAM NACSを挙げ「自分とは全く違うものを持たれている。北海道は若い役者がいないので自分が第一人者になれれば」とキッパリ。「30代は細やかな表現も必要とされる。蛇から龍へと昇華すると良くいうけれど、また(今年は龍から)蛇へと戻るので初心を忘れずやっていきたい」と飛躍を誓った。