「SHOGUN 将軍」の真田広之がゴールデン・グローブ賞で日本人初の主演男優賞 浅野忠信も助演男優賞
米アカデミー賞の前哨戦「第82回ゴールデン・グローブ賞」の発表・授賞式が5日(日本時間6日)、米カリフォルニア州ビバリーヒルズで行われ、ハリウッドドラマ「SHOGUN 将軍」の主演とプロデューサーを務めた真田広之が日本人では初となるテレビドラマ部門の主演男優賞を獲得した。また、同作に出演する浅野忠信もテレビ部門の助演男優賞を受賞した。 【写真】助演男優賞の浅野忠信 ガッツポーズで喜ぶ * * * 「SHOGUN 将軍」は「関ケ原の戦い」前夜が舞台の歴史スペクタクルドラマ。米ディズニー傘下のFX制作。有名大名に追い詰められて窮地に立つ、徳川家康がモデルの武将・吉井虎永(真田)が、生き残りを懸けて策略を巡らせる。伊豆に漂着し、虎永の家臣になる英国人航海士・按針(コズモ・ジャービズ)の視点を通じて武家社会の風習が描かれるほか、通詞(つうじ)の戸田鞠子(アンナ・サワイ)らが絡む複雑な人間ドラマが繰り広げられる。原作は米作家ジェームズ・クラベル氏のベストセラー小説。1980年にも三船敏郎さんや島田陽子さんらを起用してドラマ化され、米国で大ヒットした。
報知新聞社