今季一番の寒波 身を寄せ合う動物たち 焼きイモ店は期待も 広島
24日、今季一番の寒気が広島県内に流れ込ました。広島市内も雪景色です。 藏田晃裕 記者「午前8時すぎの広島駅です。手元の温度計では4℃寒いです!」 広島市で最低気温ー1.6℃を記録するなど、広島県内19すべての観測地点で、最低気温が氷点下を記録しました。 7地点では今季最低となっています。 20代男性「めちゃくちゃ寒いです。きょうは暖房をガンガンにつけて朝起きました」 60代男性「雪がかなり積もってるかなと思っていたらそうでもなかったので、二度寝をしてしまい寝坊をして焦って出てきました」 ー3・9℃を記録した三次市では、雪が降るなか短パンで元気よく登校する小学生の姿もみられました。 手元に雪玉を持った小学生は。 小学生「大きくしたい(雪が積もるとは)いや、正直あんまり。久しぶりに降るので、ちょっとびっくりした」 最強寒波が襲ったのはヒトだけではありません。 川村凌 記者「あたり一面雪が積もっていて手もかじかんでいるんですが、寒いのは動物も同じようです」 安佐北区の安佐動物公園では、極寒のヒヒ山で抱き合うアヌビスヒヒ。 この寒さで屋内にも自由に行き来できるようにしているということですが、ヒヒたちに人気の場所が。 安佐動物公園 梅田拓也さん「この岩山の一部の穴にパネルヒーターが入っている」 なんとヒーターを設置!身を寄せ合うヒヒに来園者は。 来園者「人間のおしくらまんじゅうと一緒ですよね。暖かいときと違って、寒いときの動物を見たことないのでそれはいいよね」 ライオンのエリアでは色違う部分が床暖房になっています。 安佐動物公園 梅田拓也さん「アフリカに住んでいる動物たちなので、暖をとれるように健康のためにヒーターをつけている。動物たちが雪ならではの行動をすることがあるので、そういったところをみていただくと雪の動物園の面白みが分かる」 そんな寒い時期に食べたくなるのが焼きイモです。 こちらの自動車販売店では、秋ごろから冬にかけてホカホカの焼きイモを販売しています。 川村凌 記者「中は黄色でいい香り。とても甘くクリーミーで冬の醍醐味を感じる」 バナナの2倍の糖度を誇る焼きイモ。 この冬の売り上げは去年に比べほぼ横ばいだといいますが、寒くなる季節に期待もあります。 くるま屋さんのちょっとおいしい石焼きイモ 浅木 利江さん「やっぱり温かいものを食べたくなる時期ですので、うちの森の絹の焼きイモを食べていただいたら一回食べたやみつきになる」