旬の岩ガキ使った多彩なメニュー「ぜひ食べて」 佐伯市と宮崎県3市町の19店でキャンペーン
旬を迎えた岩ガキを楽しめる「第10回日豊海岸岩ガキまつり」が、大分県佐伯市と宮崎県の3市町で開かれている。同市の9店を含めた計19店が多彩なメニューを提供する。8月31日まで。 日豊海岸は山・川と海が入り組んだ延長約120キロのリアス海岸。ミネラル豊かな海水で育ったカキは粒の大きさと濃厚な味わいが特徴だ。 佐伯市と宮崎県延岡、日向両市、門川町の観光団体が連携し、食を通じた観光振興を目的に毎年、キャンペーンを実施している。観光まちづくり佐伯によると、昨年は過去最高となる計2万2893食を提供したという。
今月上旬、佐伯市蒲江森崎浦のかまえインターパークで試食会があった。関係者約20人が出席し、フライや蒸し物など、岩ガキ尽くしの料理を味わった。 佐伯市岩牡蠣(がき)養殖協議会の福田勝会長は「丁寧に育てた岩ガキを、工夫を凝らして料理してくれている。ぜひ食べてもらいたい」と呼びかけた。 期間中、参加店で食事をし、専用はがきにスタンプを押して応募すると、抽選で伊勢エビや地元特産グルメセットが当たるキャンペーンも実施している。 問い合わせは市観光案内所(0972-23-3400)。