国の運輸安全委が「重大インシデント」に認定 神戸空港で小型機が胴体着陸 明日午前に事故調査官が現地入りし原因を調査 滑走路閉鎖で34便が欠航
神戸市にある神戸空港で31日午後、パイロットを育成する学校法人「ヒラタ学園」の小型機が胴体着陸しました。国の運輸安全委員会は「重大インシデント」に認定し今後、事故調査官を派遣し事故原因などを調査する方針です。 【LIVE】小型機の今の様子は?神戸空港の滑走路の様子 午後2時半ごろ神戸空港(神戸市)で、パイロットの育成などをする学校法人「ヒラタ学園」の小型プロペラ機が胴体着陸しました。ヒラタ学園によりますと、離着陸の訓練をしていた小型機が着陸装置を出し忘れた可能性があるということです。小型機の機体は機体はテキストロン・アビエーションのバロンG58だということです。 搭乗していたのは教官1人(60代男性)と訓練生2人(20代男性)にけがはありませんでしたが、午後2時半ごろから滑走路が閉鎖されています。閉鎖の影響で、出発15便、到着便19便の計34便が欠航したということです。 搭乗前の確認では小型機に異常は無かったいうことです。 国の運輸安全委員会は、今回の事故を「重大インシデント」に認定し、航空事故調査官3人を指名、1日午前に調査官が現地に入り、原因などを調査する方針だということです。