「原爆乙女」被爆者の笹森恵子さん死去 92歳 アメリカで証言活動続ける
広島ニュースTSS
広島で被爆しやけどの治療のためにアメリカに渡った被爆者の笹森恵子(ささもり しげこ)さんが、亡くなったことがわかりました。92歳でした。 【被爆者・笹森恵子さん】(2016年) 「みんなが協力してつながって平和運動しないとなかなか世界平和はきません」 笹森恵子さんは13歳の時、広島市中区平塚町で被爆し、顔や手に大やけどを負いました。 やけどの治療のためアメリカに渡ったいわゆる「原爆乙女」の1人で、アメリカで暮らしながら被爆の実相を伝えるために証言活動を続けていました。 親族によりますと、現地時間の15日夕方、アメリカ・カリフォルニア州の自宅で、倒れているのが見つかりその後、死亡が確認されたということです。 92歳でした。 葬儀などは決まっておらず、近く発表されるということです。
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