【ホープフルS】北村友一4年ぶりGⅠ制覇に号泣もクロワデュノールの課題を「答えられない」理由とは
思いがあふれた男泣き
北村友は2020年の有馬記念(クロノジェネシス)以来、4年ぶりのGⅠ制覇。21年の大きなけが(落馬して背骨を8か所骨折)を乗り越えてつかんだ勝利に涙があふれた。「またGⅠを勝つことができました。本当にたくさんの方々に助けていただきました。ありがとうございます。来年もまた大きいところで活躍したいのでともに歩んでください」。 4年前、ともにGⅠを勝ったクロノジェネシスも同じ斉藤崇厩舎の管理馬だった。デビューから乗り続け、3つのGⅠを制覇。しかし、自身のけがのため、競走生活のラスト3戦には騎乗することはできなかった。悔しさも苦しみも乗り越えてつかんだ久々の美酒は、来年につながる大きな希望でもある。 今度こそ最後まで一緒に、そして無敗のままで…。思いを強くしたであろう鞍上とともに、クロワデュノールは25年クラシックの主役、そして競馬界のスター候補として3歳を迎える。
栗栖 歩乃花