『ワンピ』尾田先生も言及? 強者感ハンパないガーリング聖の“強さの秘密”とは?
尾田先生が言及した強さの「秘密」
『ONE PIECE(ワンピース)』最終章のキーパーソンとして、「フィガーランド・ガーリング聖」に注目が集まっています。かなり謎の多い人物ですが、「神の騎士団」最高司令官だったガーリング聖の強さはきっと並大抵ではないでしょう。しかし、どうやらその強さには、隠された理由があるようです。 【画像】確かに顔は似てる… こちらがガーリング聖の息子かも知れない人物です(3枚) ※『ONE PIECE』コミックス未収録の内容に触れています。ネタバレにご注意ください。 ガーリング聖は「王者」の異名を持つ天竜人で、世界政府の最高戦力とされる「神の騎士団」最高司令官を務めていました。いまだ戦いの前線には立っていませんが、その異名と立場から相当の実力者だと考えられています。 そして最近、原作者である尾田栄一郎先生からガーリング聖の謎に迫るヒントがありました。尾田先生は、ガーリング聖の戦闘能力について「強いです。」「強さに理由があります」と答えていたのです。 どんな理由かまでは明かされなかったものの、何やら意味ありげな回答ではないでしょうか。もしかするとガーリング聖の強さの秘密には、今後の展開において重要な鍵を握る要素が隠されているのかもしれません。 現在ファンの間でささやかれているのは、イム様の能力を借り受けているのでは……という説です。まず「五老星」を例に考えてみましょう。彼らが「エッグヘッド」に襲来した際、異形の姿に変身したものの、具体的に「悪魔の実」の能力名が明かされたわけではありませんでした。加えて海上でも好戦的で、海水を恐れている様子も見受けられなかったのです。 このことから「五老星」は「悪魔の実」の能力者ではなく、イム様の能力によって怪物に変身したと考察されています。ガーリング聖も、「五老星」と同じなのではないでしょうか。もっと言えば重要なポストについている天竜人は全員イム様の能力を借り受けていて、与えられている「力の量」によって立場が決まっているのかもしれません。トップが「五老星」で、次点が「神の騎士団」といった具合にです。 もはやこれまでの『ONE PIECE』の常識を覆すような設定ですが、すでに「五老星」がチートすぎる能力で大暴れしているため、充分あり得る話でしょう。イム様と契約した人間は特別な能力が使えるようになり、魔法陣によるワープが可能になるものの、命を握られてしまうなど、さまざまなルールが存在していそうですね。 そう考えると「五老星」や「神の騎士団」以外にも、今後やっかいな敵が登場する可能性は高そうです。 メタ的な視点で考えれば、すでに手の内を見せた敵よりも、まだ手の内が明かされていない敵の方が強いものです。こんなにも出し惜しみされているガーリング聖の強さは、いったいどれほどのものなのでしょうか。また誰と戦うことになるのか、それも楽しみですね。
ハララ書房