武田鉄矢、盟友・西田敏行さんとの出会い「コメディータレント。タイツ履いて踊った」 2家族での食事のエピに「すごい、いい話」と共演者
歌手で俳優の武田鉄矢が22日放送のフジテレビ系「ワイドナショー」に出演。10月に76歳で亡くなった西田敏行さんとの若かりしころの思い出を語った。 西田さんとは50年来の盟友である武田は「ちょうど、2人ともあんまり注目されないテレビ界の端っこで、コントで出会ったんですよ」と初めての出会いを回顧。「コメディータレントだったんですよ。タイツ履いて踊ったんですよ。そこで知り合ったんですよ」と、1970年代に放送されたバラエティー番組「みごろ!たべごろ!笑いごろ!」で共演したことを明かした。 その後、「ちょうど私は荒川の土手を歩く先生役が当たって。西田先輩に今度こそおごろうと思ってたら、西田先輩も違う局で大当たりで。『池中玄太』が当たって。私が『贈る言葉』が売れ始めたら、彼も『もしもピアノが弾けたなら』で売れ始めて」。武田の「金八先生」、西田さんの「池中玄太80キロ」と、2人の主演ドラマがともに大ヒットし、主題歌も大ヒットとなった。 武田は、売れてから初めて西田さんと家族ぐるみで食事に出かけたときのエピソードを披露。「その時の店の設定は西田先輩で、西田先輩のご指名の豪華な料理はチーズフォンデュでした。あの先輩がちょっと福島訛りで『これはね…』ってチーズフォンデュの食べ方を教えてくれて。それで彼の方が手を挙げて『デザートお願い』って言いながら、私の方向いて、『メロン出てくるからスプーンで食べるように』って。貧しい生活しかしてないから、かぶりついたり、箸で切り取る可能性があるから。あの人、物知りだから『スプーンですくって食べるように』って言いながら。どんどん思い出が…」と懐かしんだ。 これに共演者も「すごい、いい話」としんみりしていた。