夏に大型補強のロペテギ監督、成績低迷も解任の危機にはあらず 「衝動的な決断を下さないだろう」
ウェストハムは今シーズン、苦戦が続いており現在は15位に位置しているが、ジュレン・ロペテギ新監督に時間を与える意向のようだ。イギリス『The Guardian』が報じている。 【動画|トッテナム vs ウェストハム】プレミアリーグ ショートハイライト この夏の移籍市場で活発な動きを見せたウェストハムだが、プレミアリーグ第8節のトッテナム戦では1-4と完敗した。デイビッド・モイーズ前監督が退任し、ロペテギ新監督の下、マックス・キルマン、ジャン=クレール・トディボ、アーロン・ワン=ビサカ、ギド・ロドリゲス、クリセンシオ・サマーフィル、ニクラス・フュルクルクなど、数々の実力者を補強したが、結果につなげるまでには至っていない。 大型補強を実行したものの、成績が低迷しているため、新監督に対して懐疑的な目も向けられているが、『The Guardian』は「ジュレン・ロペテギ監督は解任の危機に瀕していない」と伝えており、同監督には猶予が与えられるようだ。 しかし「クラブ上層部は衝動的な決断を下さないだろう」と見解を示す一方で、「11月の代表ウィークまでに結果を出す必要がある」と、現在の状況が変わらなければ、ロペテギ監督の立場は危うくなるという。 ウェストハムは即座にロペテギ監督の解任を決定するわけではないようだが、ドイツメディア『Sky Sports』のフロリアン・プラテンベルク記者はロペテギ監督の後任候補について、「エディン・テルジッチ氏が後任候補となるだろう。テルジッチ氏は新たな挑戦に前向きで、ミランからも関心を寄せられる」と、語っている。 テルジッチ氏は昨シーズン、ドルトムントをUEFAチャンピオンズリーグ決勝に導いた監督だが、噂の上がるウェストハムにもゆかりのある人物だ。2015年夏から2017年11月までウェストハムを率いたスラベン・ビリッチ元監督の下で、アシスタントコーチを務めていた経験がある。
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