宝塚歌劇団 来年の110周年記念行事を中止 宙組の一部公演も「安全に公演できる体制が整わない」
宝塚歌劇団は19日、来年予定していた3つの「110周年記念行事」を中止すると発表しました。 9月、宝塚歌劇団の宙組に所属していた女性(25)が死亡し、弁護士の調査報告書では過密な公演スケジュールによる長時間労働で、女性に心理的負担がかかっていた可能性が指摘されました。 これを受け、歌劇団は来年1月から稽古の日数を増やし、宝塚大劇場と東京宝塚劇場で行われる本公演の公演回数を減らすなどの対策を発表していました。 そして19日、歌劇団はスケジュールの過密回避の観点から、来年に予定されていた「宝塚歌劇110周年記念式典」(4月9日)「タカラヅカスペシャル2024」(6月29・30日)「宝塚歌劇110周年記念大運動会」(10月16日)を中止すると、公式ホームページで発表しました。 また、来年2月に予定されていた福岡市の「博多座」、3月に予定されていた「梅田芸術劇場」・「宝塚バウホール」などの宙組の公演についても「安全に公演ができる体制が整わない」として中止を発表しています。
ABCテレビ