球場で観戦する和田海佑

【ウエブ新企画＝わだみゆのおしエッテマリーンズ　第7回】 　ロッテファンのNMB48和田海佑（27）が、ロッテ選手とのコラボや始球式登場を夢見て、ロッテ愛を語りまくる企画「わだみゆのおしエッテマリーンズ」。今回取り上げるのはグレゴリー・ポランコ外野手（32）と並ぶ長距離砲、ネフタリ・ソト内野手（35）。7回目にして初の助っ人外国人の登場だ。2度の本塁打王にも輝いたソト選手の勝負強さには見習うことも多いようです。 　◇　　◇　　◇　 　今回はソト選手です。今シーズンからDeNAからやってきて活躍してくれてます。8日の楽天戦では試合を決定づける16号本塁打を打ってくれて、連敗ストップに貢献してくれました。ポランコ選手はフランクな感じですが、ソト選手はマジメで日本語も上手。顔もカッコイイ（笑い）。 　今季は不調も続いていたんですが、最近は復活してきている。何よりチャンスに強い。決勝打15（9日時点）はパ・リーグ1位。勝負強いんですよ。ここで打ってほしいというときにソト選手に打席が回ったら安心感がすごいです。 　勝負強さってアイドルにも必要な要素だと思うんです。「ここでチャンスをつかんで上に行く」って機会があった時に、気持ちだけは誰にも負けないってメンタルコントロールができるか。気持ちを強く持っていないと、ちょっと失敗したり、すべったりしたら「うわっ」ってビビっちゃう。でも、気持ちが強いと何とも思わない。自分に自信がある人って魅力的ですし、私もチャンスに強いアイドルになっていきたいです。 　ロッテの応援歌は有名ですが、その人気を広げてくれているのがソト選手の応援歌ですね。他球団のファンも「何？　この応援歌って？」ってなっちゃう。魔曲って言われてて、何とも不気味な感じがあるんですけど、1度聞いたら忘れられないラスボス感。“ネフタリ教”なんて言われてて、ハマっちゃう人も多いようで、早速夏の甲子園でも取り入れられてました。 　シーズン終盤に差しかかってきて、打順がかみ合わなかったりもあって、今は日ハムにもちょっと離された3位です。でも、この順位にいるのは、ソト選手、ポランコ選手ら外国人選手の活躍もあってこそ。シーズンの最後まで勝負強いバッティングでチームを勝利に導く本塁打を量産してくれるはず。 　リーグ3位と4位では全然違う。種市篤暉投手や高部瑛斗選手の離脱もあったりで本当に痛いですが、全員一丸となって、クライマックスシリーズ目指して頑張ってほしいです。【取材・構成＝阪口孝志】 　◆和田海佑（わだ・みゆ）1997年（平9）3月29日、兵庫生まれ。チームM。20年9月に7期生として加入。22年1月、正規昇格。身長158センチ、血液型AB。愛称は「みゅう」。家族の影響で子供のころから野球好き。中学の頃には甲子園で高校野球観戦、高校では野球部マネジャー。