【巨人】2失策の門脇誠が勝ち越し打 7回降雨コールド“相性悪い”甲子園で逆転勝利 菅野智之7回1失点で今季13勝目
◇プロ野球セ・リーグ 巨人3-1阪神(1日、甲子園球場) 巨人は先制を許しながらも、試合終盤の集中打で勝ち越しに成功。逆転で阪神に勝利しました。 巨人の先発は、今季ここまでリーグトップの12勝を挙げている菅野智之投手。菅野投手は初回、1アウト1塁とランナーを背負うと、続く森下翔太選手の打球をショート・門脇誠選手がファンブル。一塁へ送球するも間に合わずセーフの判定となりピンチが拡大。この場面で4番・大山悠輔選手にタイムリー安打を許し、先制点を奪われます。 巨人打線は0-1の1点ビハインドの4回に反撃。1アウトから岡本和真選手がフェンス直撃の2塁打で出塁すると、続く大城卓三選手がレフト線へ落ちるタイムリー安打を放ち、試合を振り出しに戻します。 そして1-1で迎えた7回、巨人の攻撃。先頭・大城選手がレフトへのヒットで出塁。さらに続く吉川尚輝選手のセーフティバントで内野安打。阪神サード・佐藤輝明選手のエラーも重なり、ノーアウト1、3塁と勝ち越しのチャンスを作ります。 ここで打席には、初回にエラーをしていた門脇選手。初球から3球連続でスクイズを試みるも成功せず、追い込まれて迎えた4球目。高めのストレートを振り抜くと、打球はセカンドの横を抜けセンター前へ。名誉挽回となるタイムリー安打で勝ち越しに成功。さらに小林誠司選手のセーフティスクイズで追加点を奪い、2点のリード。 すると雨脚が強まると試合が中断。そして7回終了時に降雨コールドが成立。菅野投手は7回1失点の好投で、リーグトップを独走する13勝目。巨人は今季ここまで“2勝7敗1分”と苦手とする甲子園球場で大きな勝利となりました。