悪役に挑むふぉ~ゆ~松崎祐介、”裏の顔”をバラされ「誠に申し訳ありません」
4人組ユニット「ふぉ~ゆ~」が23日、大阪市内で主演舞台「CRIMINAL FOUR-愛しき大悪党-」(25年3月27~30日、COOL JAPAN PARK OSAKA TTホール)の取材会に出席した。 M-1グランプリに参戦するなど、すっかり“笑い”が染みついているふぉ~ゆ~にとって、初に近いくらいの悪役。表の顔、裏の顔を使い分け、ミッション遂行のためには手段を選ばない犯罪集団を演じる。 仏・パリを舞台に、普段は警察官として身を隠すぶっ飛んだ男ユーゴ役を福田悠太、口から出任せのトークで人を陥れる詐欺師ライアンを辰巳雄大、高いIQを持ちセキュリティー破りにめっぽう強いハッカー、シモン役を越岡裕貴、驚異的な身体能力で戦闘を得意とするガスパール役を松崎祐介が演じる。 脚本・演出を務める山田能龍氏が、それぞれのキャラクターに当て書きし、走る・飛ぶなど身体技術を用いて効率よく移動する「パルクール」を用いるなど4人の新たな魅力を引き出す。 辰巳が「悪党を演じるふぉ~ゆ~がどうなっていくか僕自身楽しみ。劇場で生の言葉のぶつかり合いを楽しみにしていただきたいし、パルクールの部分もワクワク。どきどきプラスぞくぞくという作品になれば」と意気込めば、福田も「僕もワクワクしてます。男子のあこがれの1つに『ワルい男はカッコイイ』みたいなのがありますが、ちょっとワルい雰囲気、独自のオーラを持っている人はカッコイイなと思いますので、この役を演じることで、僕たちの新しい、カッコイイ、ちょっとワルい大人の空気みたいなのがまとえたらいいかな」と語った。 一方、越岡は「僕自身、フィッシング詐欺に遭ったことがあって。遭った側の痛い気持ちが分かるので、ハッカー役にも生きるんじゃないかと思う」。演じるシモンはキザで芸術肌で方向音痴という設定で、「僕も方向音痴なんですよ。方向音痴、フィッシング詐欺顔です」と話して笑わせた。 作品にちなみ、メンバーの表の顔、裏の顔を聞かれた辰巳は「松崎くんは、地球人じゃない、宇宙人です」と話し、松崎も「土星から来ました」。 続けて、辰巳は松崎が楽屋の茶や水をリュックがパンパンになるほど詰め込んで持ち帰っていることを暴露し、松崎は「このたびは誠に申し訳ありません」と陳謝。3人から「謝罪会見になってる」とイジられ、笑いを誘っていた。