5回以上被害の教員も…“普段から朝一出勤”の小学校教諭 同僚の財布から現金17万円以上盗む 懲戒免職処分 大阪市立小学校
約5年にわたり同僚の財布から合わせて現金17万円以上を盗んだとして、大阪市教育委員会は生野区の市立小学校に勤務していた38歳の教諭を2月5日付で懲戒免職処分としました。 懲戒免職処分となったのは、大阪市生野区の市立小学校に勤務する38歳の男性教諭です。 市教委によりますと、教諭は、学校の職員室や更衣室で、2018年~2023年11月までの約5年にわたり、少なくとも計16回、 総額17万1000円以上の現金を他の教員から盗んだということです。 教諭が2022年に勤務していた小学校の職員室などで現金がなくなる被害が相次いでいたことから、校長が普段から一番に出勤している教諭に確認したところ、行為を認めたということです。 聞き取りに対して、男性教諭は「お金に困っていた」と話していて、これまで勤務した3校のうち、9人以上の教員から現金を盗み、5回以上同じ教員から盗んだこともあったということです。 男性教諭は盗んだ現金を被害教員らに全額弁済していたことなどから、学校側は被害届を提出していないということです。 市教委は「服務規律の確保及びコンプライアンス意識の徹底に、より一層取り組んでまいります」としています。