公明・斉藤代表 衆参同日選は「好ましい方法ではない」石破首相の発言に否定的な見方
公明党の斉藤代表は9日午後、2025年7月に行われる参議院選挙と、解散を行った場合の衆議院選挙が同日に行われる、いわゆる衆参同日選について否定的な見方を示した。斉藤氏は記者団に対し、衆参同日選挙について「好ましい方法ではない」と述べ、「それぞれ選挙制度も違う。二院制の中でそれぞれ民意を聞くのが基本だ」と指摘した。 2024年末に石破首相が、通常国会で野党側に予算案が否決されたり内閣不信任案が可決された場合には、衆院を解散しての衆参同日選挙もあり得るとの立場を示したことに異議を唱えた形だ。 また斉藤氏は、次期衆院選における東京の小選挙区の候補者調整について、自民党と調整して擁立する与党統一候補として公明党の候補者を、前回の1人から2人に増やすための協議を自民党と進めたいとの考えを示した。
フジテレビ,政治部
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