地産野菜求め人だかり 榊原温泉秋の収穫祭に2500人 三重・津
【津】三重県津市榊原町の秋の人気行事「第18回榊原温泉秋の収穫祭」(同祭実行委員会主催)が24日、同町の市立榊原小グラウンドであった。地産野菜を販売するトラック市などに、約2500人(主催者発表)が訪れた。 地域振興と交流を図る目的で地元自治会や温泉振興協会などで実行委員会を作り平成19年から開催している。 会場では6自治会と地区社協などの軽トラック計22台が旬の野菜、米、切り花などを販売。美杉地域と一身田地域からの出店や津南署の白バイ展示、榊原病院の血管年齢測定などもあり、大いににぎわった。 とりわけ県立久居農林高のブースは、自家製みそやジャムを求めて開始一時間以上前から行列ができる人気。久居本町から家族で訪れた内田拳聖さん(34)は「ジャムを狙って来た。榊原に来る機会は少ないのでイベントがあると来やすい」、久居緑が丘町の谷口和美さんは「今野菜が高いから助かる。榊原は結束がありますね」と話した。