「わたしと同じ障がいを持つ人はどこにいるの?」気鋭の女性監督が“わたしらしい人生”を探るセルフ・ポートレイトドキュメンタリー 映画『わたしの物語』
極めてまれな障がいを持つイギリス人女性エラ・グレンディニングが、自分の人生を肯定するために自ら撮影・監督したセルフ・ポートレイトドキュメンタリー、映画『わたしの物語』の予告映像が公開された。 エラ・グレンディニングは、股関節がなく、大腿骨が短いという極めてまれな障がいを持つイギリス人女性。障がい者差別が未だに根強く残るこの社会で「もっと自分を愛するためには何が必要か」を知るために、彼女は同じ障がいのある人をSNSで探し、自分らしい生き方を模索する。 SNSを通じて出会った人々。撮影中の予期せぬ妊娠、出産と子育て。親友であり自閉症のナオミとの語らい。そして、エラをひとりで育てたシングルマザーの母への問いかけ。周囲との交流を通して、エラは新しい世界と自分を知っていく。 本作は、2023年、サンダンス映画祭ワールドシネマ部門正式出品されたほか、クラクフ映画祭最優秀ソーシャル・イシュー映画賞、ミルウォーキー映画祭審査員特別賞受賞など各地の映画祭で高く評価され、SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2023では『あなたを探し求めて』の邦題で上映され話題を呼んだ。 映画『わたしの物語』は、2024年6月22日(土)より全国順次公開。
otocoto編集部
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