佐々木麟太郎、MLBドラフトリーグに「3番・一塁」で先発…5打席で4四球
◆MLBドラフトリーグ 、トレントン・サンダー8―3フレデリック・キーズ(19日・米ニュージャージー州トレントン=トレントンサンダーボールパーク) 花巻東から米スタンフォード大に進学する佐々木麟太郎内野手(19)が19日(日本時間20日)、トレントン・サンダーの一員としてMLBドラフトリーグのフレデリック・キーズ戦に「3番・一塁」でフル出場。5打席に立ち4四球だった。 第1打席は四球、3回無死一塁での第2打席は遊ゴロだったが相手一塁が送球を取り損なって出塁、その後味方の適時二塁打で生還した。5回先頭の第3打席は四球、7回無死三塁の第4打席も四球。8回1死一塁の第5打席も四球だった。 麟太郎は米デビュー戦となった11日(同12日)のキーズ戦で3回の右越え決勝2ランを含む2安打3打点。MLB公式サイトも「日本のプロスペクト」と題した記事で麟太郎の活躍を紹介し、サンダーのスミス監督も「魔法のようだった」と称賛していた。 21年に創設された「MLBドラフトリーグ」は今季は6チームが参加し、6月から9月にかけて80試合を戦う。前期は7月のドラフト前の高校生や大学生などアマチュア選手が出場。30球団のスカウトも足を運ぶことから、“メジャーへの登竜門”とも言える存在となっている。
報知新聞社