舛添都知事が新疑惑で会見(全文1)第三者に調査を依頼
先週13日に行われた定例会見では、政治資金で千葉県内のホテルに家族旅行をした疑惑など、主に週刊文春が報じた問題について釈明。事務所関係者らと選挙に関する会議を行ったので「政治活動だ」と説明した一方で、政治資金収支報告書の記載に私的飲食代が一部混じっていたことを認めた。 【中継録画】政治資金で新たな疑惑も 舛添都知事が会見 その後も、政治資金によって美術品をインターネットオークションで購入したり、日光のホテルに宿泊したりした疑惑のほか、かつて代表を務めた新党改革の政党交付金の一部が、都知事選出馬前に自身の資金管理団体に移されていた問題など、次々と新しい疑惑が報じられている。
都政について
TOKYO MX:5月幹事社のTOKYO MXミシマです。よろしくお願いします。舛添知事の定例会見を始めます。まずは知事から発表をお願いします。 舛添:冒頭発言ですが、都政に関することでございます。ホール・劇場等に関する、いわゆる2016年問題につきまして、都の緊急の取り組みとして5項目を取りまとめましたので、お知らせいたします。ディスプレイに書いてありますように、ご覧のとおりでございますけれども、この中で主な項目を申し上げたいと思います。まず、現在利用できるホール・劇場の基本情報の整理であります。 それから、既存のホール・劇場などの活用を促進するため、都として初めて、都内全域を網羅的に調査いたしまして、約1,300件をリスト化いたしました。これを本日から都のホームページで公表するとともに、実演家団体等に情報提供いたします。また野外コンサート会場などに適した都有地、都有施設の調査も行いました。これらも実演家団体に情報提供をし、マッチングを図ることで講演しやすい環境づくりを進めます。さらに先日、私が馳文科大臣に緊急要望いたしました国、東京都および首都圏の自治体が参画しました課題解決を図る場の設定についても現在、具体的に進めております。 そして、ホール・劇場等問題を中長期的な視点で検討するため、東京芸術文化評議会にホール・劇場等問題調査部会を設置いたします。調査部会には芸術・文化や、ホールの専門家や、実務家の方に参加していただきまして、さまざまなご意見や提案をいただきながら今後の方向性を取りまとめてまいります。また、外国人観光客の増加も見据えて、ナイトライフの充実についてもハード・ソフト両面から検討してまいります。こうした取り組みを着実に進めまして、ホール・劇場に関する問題の解決を図ってまいりたいと思っております。詳細につきましては、生活文化局にお訪ねいただきたいと思います。以上です。 TOKYO MX:それでは、知事から今発表あった事項に限り、質問を受けさせていただきたいと思いますが、各社いかがでしょうか。よろしいですか。それでは、知事からの説明を続けてください。 舛添:じゃあ、都政はこれでよろしいですね。 TOKYO MX:はい。