都大会決勝は早稲田実―二松学舎大付 優勝校はセンバツに大きく前進
秋季東京都高校野球大会の決勝は7日、神宮球場で始まり、早稲田実と二松学舎大付が対戦。五回を終えて早稲田実が4―2とリードしている。 【写真】高校野球っぽい「しつけ」はしない 清宮幸太郎を育てた早実の監督 早稲田実が優勝すると8年ぶり11度目、二松学舎大付が優勝すると21年ぶり3度目となる。 夏の西東京大会を制した早稲田実は、甲子園で1~2年生11人がベンチ入りし、16強に進出した。秋は1次予選が免除され、本大会から出場。今夏もエースだった主将の中村心大(こうだい)(2年)が、準決勝で淑徳を6―0で完封した。 夏の東東京大会4強の二松学舎大付は、おもに河内紬(つなで)(2年)と及川翔伍(2年)の継投で勝ち上がってきた。準々決勝の日大三、準決勝の帝京との試合でコールド勝ちしており、勢いがある。 今大会の成績は、来春の第97回選抜大会の出場校選考で重要な資料となる。関東・東京の一般枠は「6」で関東の4校と東京の1校をまず選ぶ。東京大会の優勝校は、選抜大会の出場に大きく前進する。(中村英一郎)
朝日新聞社