日向坂46・齊藤京子、涙で卒業「生まれ変わっても絶対にアイドルになります」
日向坂46が5日から7日の3日間にわたり、神奈川県・横浜スタジアムにて単独ライブを開催。1日目となる5日には、一期生・齊藤京子の卒業コンサートが行われた。約8年間のアイドル活動を振り返った齊藤は「生まれ変わっても絶対にアイドルになります」とあふれる思いを語った。 【写真】純白のドレスに身を包み卒業した齊藤京子（写真54枚） 昨年4月に「4回目のひな誕祭」を行い、グループの新たな聖地となった横浜スタジアム。3日連続となるライブの1日目は齊藤の卒業コンサートが開かれ、セットリスト、演出、衣装、ほぼすべてに齊藤自身が携わり、思いが詰まった公演となった。 幕開けでは齊藤が1人でステージに登場し、「居心地悪く、大人になった」をソロ歌唱。観客の注目を一身に浴びる。「HEY！OHISAMA！」で会場を一気に盛り上げた後には、後輩メンバーたちとの期別曲披露のほか、けやき坂46時代にグループで出演したドラマ『Re:Mind』（テレビ東京系）の主題歌「それでも歩いてる」を当時の役衣装で一期生で歌った。 中盤では『キョコロヒー』（テレビ朝日系／毎週月曜23時45分）で齊藤とパートナーを務めるヒコロヒーがサプライズ登場。番組内で制作された楽曲「After you！」を歌唱して観客を驚かせる。さらに、欅坂46の楽曲「手を繋いで帰ろうか」「語るなら未来を…」「太陽は見上げる人を選ばない」をパフォーマンスすると、会場のペンライトは一瞬にして欅坂46カラーの緑色に染まり、卒業コンサートならではの特別なセットリストとなった。 本編ラストを飾ったのは、齊藤がずっと強く願った“表題曲センター”を務める8thシングル「月と星が踊るMidnight」。込み上げる思いで大粒の涙を流しながら歌い、本編を閉じた。 アンコールで華やかなドレスに着替えた齊藤は8年間の思いを語った。何事も長続きしなかった学生時代を振り返り、「アイドルは8年間続けられました。それは本当に心から楽しくて、達成感を味わえる、刺激的で幸せな日々を過ごせたからです」と語り、続けてメンバーへの感謝を口にした。「無口で1人でいることが多かったこんな私に、たくさん優しくしてくれて声をかけてくれてありがとう。私はみんなのことが大好きです」「これまで当たり前にやってきたことがすべて、きょうで終わりだと思うと本当に寂しい」「改めて本当に素晴らしい仲間を持ちました」と伝えた。さらにスタッフや、番組で共演してきた土田晃之、澤部佑、オードリーらへの感謝を述べた後、ファンへの思いも。「いつでも私たちの味方でいてくださったおひさまの皆さん、日向坂46を見つけてくださり、好きになってくださり、本当にありがとうございました。名前の通り、おひさまの皆さんは誰よりも温かくて、皆さんのおかげで私たちは日向坂46として輝けています」と話し、「私にとってアイドルは心からの天職でした。人生の中でアイドルになれたことは、私にとって1番の誇りですし、かけがえのない思い出です。皆さんに出会えて心から幸せです。今まで本当に本当にありがとうございました」と涙ながらに語った。 そして、けやき坂46としての初めての楽曲「ひらがなけやき」を一期生と披露。「JOYFUL LOVE」の間奏では、四期生から平尾帆夏、三期生から上村ひなの、二期生から濱岸ひよりが期を代表して齊藤への言葉を口にし、一期生からは6人全員が思いを伝えた。 涙あふれた約3時間の公演のラストは、齊藤が「初めて全期別がそろったミュージックビデオで、この卒業コンサートの最後に歌わせていただく私にとっても大切な曲」と紹介した「僕に続け」。パフォーマンスを終えると、「8年間本当に楽しかったです。生まれ変わっても絶対にアイドルになります」と話し、ステージに設置された虹色の階段を登ると、「またね」とつぶやき、最後に“きょんこハート”。8年間の活動を終え、齊藤京子は日向坂46を卒業した。
■ 日向坂46「齊藤京子 卒業コンサート」セットリスト
1.居心地悪く、大人になった 2.HEY！OHISAMA！ 3.一生一度の夏 4.シーラカンス 5.ゴーフルと君 6.恋した魚は空を飛ぶ 7.それでも歩いてる 8.死んじゃうくらい、抱きしめて。 9.孤独な瞬間 10.どうして雨だと言ったんだろう？ 11.キュン 12.アザトカワイイ 13.After you！ 14.手を繋いで帰ろうか 15.語るなら未来を… 16.太陽は見上げる人を選ばない 17.NO WAR in the future 2020 18.月と星が踊るMidnight 【アンコール】 19.ひらがなけやき 20.JOYFUL LOVE 21.僕に続け
