西条市長選告示 現職新人計3人が立候補(愛媛)
任期満了に伴う西条市長選が3日告示された。いずれも無所属で、ともに新人の元愛媛大社会共創学部教授の高橋敏明氏(66)=西条市神拝=と元西条市区選出県議の黒川理恵子氏(62)=西条市大町、3選を目指す現職の玉井敏久氏(61)=西条市丹原町高松=の3人が立候補を届け出て選挙戦に入った。 2020年の前回は無投票で、選挙戦は8年ぶり。04年の合併以降では4回目となる。3人は第一声でそれぞれ目指すべき西条の将来像を語り、支持を呼びかけた。 高橋氏は「西条を変えなければ50年先、100年先の未来はない。新しい西条の創造、再建、再生を勝ち取ろう」と市政刷新を訴え、黒川氏は「人づくりがまちづくりにつながる。抱える危機を解決し、子どもや大人が豊かに暮らせるよう最大限の力を振り絞る」と力を込めた。玉井氏は「地域格差の解決や対話を大切に活動してきた」と述べ、現職としての成果や改革方針の継続を強調した。 投票は10日午前7時~午後8時に65カ所(山間部の6カ所は午後6時まで)で実施し、午後9時10分から西条市ひうちの市総合体育館で開票する。 期日前投票は4~9日午前8時半~午後8時に市役所本庁と西部支所、丹原サービスセンター、小松サービスセンターで実施する。 2日現在の選挙人名簿登録者(有権者)数は8万7174人(男4万1697人、女4万5477人)。 ◇ 愛媛新聞社は10日投開票の西条市長選の開票結果などを愛媛新聞ONLINE(https://www.ehime-np.co.jp/online/election/saijo_mayor2024/)で速報します。
愛媛新聞社