「到底納得できない」上告棄却で田尻熊本市議 市議選めぐる公選法違反
熊本朝日放送
2023年4月の熊本市議選をめぐり、公選法違反の罪に問われた熊本市議会議員の田尻善裕被告の上告について、最高裁は今月22日付けで棄却しました。 田尻被告は、去年4月の熊本市議選で、自身への投票を呼びかける法定外の文書を、高校の同窓会の案内に同封して発送・配布した公選法違反の罪に問われ、一審、二審では罰金30万円の有罪判決受け、今年2月に最高裁に上告していました。 判決が確定すれば、公民権が停止され、失職することになります。 田尻被告は、「重大な事実誤認があると訴えてきたが、証人による証言の機会すら与えられず、到底納得できるものではありません。私個人の人権を無視するもので、最高裁の決定は到底受け入れられないので、直ちに異議申し立てを行い、最後まで真実を求めていきたい」とコメントを発表しました。