【大分】路線価3年連続で上昇
大分朝日放送
大分県内の路線価が公表されました。 3年連続で前の年より上昇し、大分市の大在地区などで特に上昇率が高くなっています。 佐藤アナウンサー 「再開発事業が進む大分駅北口のまさにこの場所が7年連続で最高となりました」 路線価は不動産鑑定士の評価額などをもとに算出し国税庁が毎年公表するもので、相続税や贈与税の算定基準になります。 大分県内の調査地点3176カ所のうち最も高かったのは大分市末広町1丁目の大分駅北口ロータリーで、1平方メートル当たり56万円です。 7年連続の最高価格となりました。 専門家によるとタワーマンションの建設が相次ぐなど駅前の再開発に向けた機運が高まっていることが理由だということです。 また、別府市北浜2丁目の駅前通りは1平方メートル当たり11万円で4年ぶりに上昇しました。 インバウンド客の回復や今後の観光需要を見据えた先行投資が増えたからとみられています。 また大分市大在や坂ノ市では2023年に比べて10%ほども上昇しています。 専門家は、土地が割安で大分市の中心市街地から比較的近いことなどから土地を買い求める人が多かったのではないかとしています。