“ジャイキリ”許したポルトガル…選手や監督が敗因を指摘「集中力が低いまま試合に入った」「安易な気持ちで臨んではいけない」
EURO2024のグループF第3節が26日に開催され、すでに首位通過を決めていたポルトガル代表は初出場のジョージア代表に0-2で敗れた。ジョージアは歴史的なEURO初白星を挙げ、3位で決勝トーナメントに進出。ポルトガルの選手や監督のコメントを欧州サッカー連盟(UEFA)の公式サイトが伝えている。 【動画】女優が日本代表戦に来場→“一般人”として地元TVのインタビュー受ける ポルトガルは前半2分、パスミスからのカウンターで先制ゴールを奪われると、後半12分にはPKで追加点を献上。FWクリスティアーノ・ロナウドやFWジョアン・フェリックスら攻撃陣は不発に終わり、EURO初挑戦の相手に完封負けを喫した。 ロベルト・マルティネス監督は試合後、「集中力が低いまま試合に入り、早い時間帯に失点してしまった。ラストパスやゴール前での冷静さが足りなかったし、相手のGKは素晴らしいパフォーマンスだった。私たちは点を取ろうとしたが、取れなかった。それがジョージアの自信を深めることになった。彼らは勝利に値したよ」と、自チームの反省とともに相手を称えている。 また、MFペドロ・ネトは「今日の最大の教訓は、どんな試合でも、特にビハインドを背負ってスタートした試合では、安易な気持ちで臨んではいけないということだ」と自戒を込めて話し、「ただでさえ難しいというのに、その後は相手がさらにコンパクトに守備を固めてきたので、僕たちにとっては非常に困難だった。それでもチャンスはあったけど得点にはつながらなかったし、今日は運が味方してくれなかった」と振り返った。 ポルトガルの決勝トーナメント1回戦は7月1日に行われ、グループCを3位で突破したスロベニア代表と対戦する。2大会ぶりの欧州制覇に向け、同じ轍を踏むわけにはいかない。 DFダニーロ・ペレイラは「僕らはこの試合から学ばなければならない。なぜなら(ベスト16の)スロベニア戦も似たような試合になるからだ。彼らは深い位置で守備を固め、カウンターアタックを仕掛けてくるだろう。僕たちはこの試合を反省し、今日やったこととは全く逆のことをしなければならない」と語った。