戦争の学童疎開70年を迎え、手紙や資料を公開 /東京
戦時中の学童集団疎開の実施から70年の節目を迎えるのを機に、企画展示「子どもの見た戦争-手紙が語る学童疎開」が8月11日から、東京都世田谷区の東京都公文書館(玉川1ー20ー1)で開かれる。9月12日まで。 東京都公文書館では、東京都の歴史的公文書を収集・保存・公開するほか、館所蔵資料を活用した展示事業を行っている。今回、学童疎開を体験された方々から、疎開地からの手紙やはがき、疎開中に描いた絵画などが、同館に寄贈されたという。これらに同館所蔵の学童疎開の関係資料と合わせ、小展示を開催することとなった。 展示時間は、平日の午前9時から午後5時まで(8月20日は休館)。展示構成は、太平洋戦争のはじまり、防空体制の整備と空襲、手紙が語る学童疎開、学童疎開のはじまり、疎開地の生活-子どもの見た戦争、など。