タイソン・フューリー、前日計量でウシクを突き飛ばす暴挙!乱闘状態に=ヘビー級4団体統一戦
5月18日(土・日本時間)にサウジアラビア・リヤドにて開催の史上初となる主要4団体(WBA・WBC・IBF・WBO)での世界ヘビー級統一戦の前日計量が行われた。 3団体同級王者オレクサンドル・ウシク(37=ウクライナ)は233・5ポンド(105・9kg)、WBC同級王者タイソン・フューリー(35=英国)は262ポンド(118・8kg)で計量を終えた。そしてフェイスオフでは背の高いフューリーが上から額をつけて睨み合い、そしてウシクを突き飛ばす暴挙、スタッフが止めに入り一触即発状態となった。 【フォト&動画】フューリーがウシクを突き飛ばす瞬間!2人の迫力のマッスルポーズも! ウシクは、ダニエル・デュボアを下した昨年8月よりも5kg以上重く、フューリーは10月にガヌーを破ったときよりも約7kg軽い。これは明日、そのようなパフォーマンスに出るか。 フェイスオフで突き飛ばしたフューリー。2、3歩後退りしたウシク。互いが引き離されると遠くから叫ぶように言い合いになった。 計量後のインタビューでフューリーは「ロックンロールの準備はできている。明日の夜、花火を打ち上げてやる。彼の心臓を狙う。彼のベルトをね。あいつの心臓を掴み取ってやる。あいつら(ウシクのチーム)なんてクソ食らえだ。スパークアウト!くたばれ!」とフューリー節が炸裂。 対するウシクは計量で対戦相手に何と言ったか聞かれ、 「恐がるなよ。明日、お前を一人にはしないよ」。と戦闘態勢。果たして史上初の4団体のベルトを巻くのはどっちだ。 (イーファイト 格闘技 編集部)